2006年04月07日

『ボンジュール、ムッシュー・マダム』の謎

最近、ティラミスをはじめお菓子をつくりすぎて、腱鞘炎になってしまったアホなわたしです-_-;
今日はフランスでのあいさつのお話しをしたいと思います。

フランス・・・人々はあまり笑顔をつくらず、よそよそしいとか横柄な態度をとる、と言われています。
旅行した人もびっくりすることがあると思います。
わたしも、パリに住みはじめた当初はどうしたらいいか戸惑っていました。
でも最近わかったのは、それはただ単に文化の違いなのではないか、ということ。
この国では、サービスというものは重んじられていません。それよりも、それぞれの各個人が尊重されてるんですよね。なので、スーパーで買い物をした場合、お店でものを買う場合、店員のあまりに無愛想な態度に、「自分はなにか悪いことをしたんじゃないか」と思ってしまったりするかもしれませんですが、(←当初、わたしも思ってしまったひとり)そうではなく、ここではそれが普通なんですね。
フランス人は、「フランスの流儀」というものを知っていれば、よそ者に対してもフランス人と同じように接すると聞きます。

そこで、フランスに住んでいる人でも旅行にきた人でも、現地のフランス人と言葉を交わすときには、

あいさつで、『こんにちは』
『Bonjour, monsieur(madame) ボンジュール、ムッシュー(マダム)』
相手が男性の場合はムッシュー、女性の場合はマダム と呼びかけます。
『さようなら』は、
『Au revoir, monsieur(madame) オ・ルヴォワール、ムッシュー(マダム)』
相手にぶつかってしまったとき、人に道を聞くときなどに使う『すみません』は、
『Excuse-moi, monsieur(madame) エクスキュゼ・モワ、ムッシュー(マダム)』

・・・ボンジュール、オ・ルボワール、エクスキュゼ・モワにムッシュー、マダムをつけるだけなのですが、これが案外に大事。これをつけることによって、より丁寧になるし、相手を尊重しているような意味が加わります。
(相手が若い女性の場合にはマダムの代わりに「マドモアゼル」と呼びかけます。でも基本的にはマダムでだいじょうぶです)
無愛想な店員でも、これをきちんということで笑顔になったり、対応が丁寧になったりするので、あまり知らないフランス人と接するときに、特に外国人にはこうした呼びかけが礼儀にもなります。

わたしも、この言葉を使うようになってから、スーパーの黒人ガードマンがにこっとしてくれるようになったり(通常とっても無愛想)、毎日のように行くパン屋のお姉さんとも、元気ですか?とか今日は寒いですね、などの言葉を交わすようになりました。

小さいことですが、フランスの社会に溶けこむ基礎的なルールとして、ずいぶん変わってくると思うのでぜひ使ってみてくださいね^^

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posted by ナオカ at 22:20| パリ | Comment(11) | TrackBack(0) | フランス語のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです、ナオカさん。
スイスでも、店員(特にスーパー)の態度は無愛想です。
フランスもそうなんですね。
「あんなんじゃ、日本じゃ食ってけないよ。即首だよ。」
といっつも思いながら、レジに並びます。
愛想いい人もいるけど、数える程ですね〜。
特にレジの人は時給が安いから、
それに見合う分しか働かない=笑顔もなし、という印象を受けますね。
こちらから挨拶してるにも変わらず、無言とか。。。
今朝、ちょうど旦那とアジア人に対する態度が違うって話を
してたところなんです。
例えば、私の前のスイス人には笑顔ふりまいて喋ってるのに、
私を見た途端無言。
で、後ろのスイス人には挨拶もして、また笑顔。
やはりアジア人は見下されてるな〜と
肌で感じることが未だに多いです。
きっとそういう人は保守的な人だから、考え方も古いんだよ
と彼は言ってますが、でもねえ。。。

無愛想な人なんかに負けないもんっ!
Posted by umi at 2006年04月08日 00:33
腱鞘炎は大丈夫ですか?気をつけてくださいねー!

フランスって無愛想ですか?そういえばディズニーランドパリでトイレがどこかって英語で尋ねたら『は?』って言われちゃった事を思い出しました。
フランスなんだからフランス語で話すのが礼儀なんでしょうが、ついつい英語を使ってしまって^^;;(あ、英語の発音がまづかったのかも?!)
はやりその地を訪れたからには出来ないなりにも仏語で話しかけた方がいいですよね。

ベルギーは私の感じではみなフレンドリーです。勿論人にも因るのでしょうが、やはり目が合えば「こんにちは」って挨拶するのが基本。レジでも必ず『よい週末を』『良い一日を』と声をかけながら笑いかけてくれるのが普通で、そういう所をとても好ましいなと思っています。
多分同じ国でも地域に寄って現地の人の対応が違いますよね。アジア人への理解度も違うと思うので、できるだけポジティブに解釈して楽天的に生活しています(笑)
Posted by maria at 2006年04月08日 07:09
そだね、アメリカでも お店の人に SirとかMa'am or Madam と言われると丁寧な感じがして、良い感じ。

毎日顔をあわせるアパートメントのドアマンやコンセルジュは "hey, how are you?" なのはアメリカっぽいけど。

ちょっとした心がけ次第で、コミュニケーションって色々変るから、日々修行です。

そうそう、フランス語のクラスはちょっとずつ進んでるよ。今は数の表現方法に目がグルグル@@しちゃってます。Naocaちゃんはもう数字に慣れた?
Posted by Yukko at 2006年04月08日 07:15
なるほどねー。しかし、Yukkoといい、私の周りでフランス語を習い始める女の子が増えているのはなぜ?!疑問〜。今日はこれからフランス人デザイナーのところに修行に行ってきまーす。役に立つか超疑問だけど・・・(汗)
Posted by yoko at 2006年04月08日 10:33
▽umiさんへ
スイス・・・うーん、そういうことがあるんですね。
ベルンは移民は多いのかな?パリはたくさんの移民を受け入れて多くの異なる文化の人が住んでいるし、歴史からきている民族のくせってものもあると思うんですよね。
このことはまたあらためてブログに書きたいなと思ってますが、アジア人だからとか外国人だからいうよりも、パリの場合はマナーを知らない人はフランス人でも嫌がられるんですね。スイスもそんなとこないかなぁ・・・。
うん、そうだよ、umiさん負けないでがんばって!
Posted by ナオカ(umiさんへ) at 2006年04月09日 05:52
▽miriaさんへ
ベルギー、にこにこしてフレンドリーな人多いみたいですね。夫の同僚でベルギーに行っている人が、食べ物はおいしいしすごく楽しいって言っているのを聞きました^^
フランスも人によるのですが、どうも歴史の兼ね合いやそういう文化(笑わない)らしいんですよね。
ディズニーランドなど外国人が多いところはまず英語は通じると思いますが、虫の居所が悪かったり、忙しいときに英語で話しかけると「は?」という対応になったりすることもあるかも。
そのときも、エクスキュゼ・モワ、I don’t speak French...からはじめると対応が柔らかくなるかもです^^
Posted by ナオカ(mariaさんへ) at 2006年04月09日 05:59
▽Yukkoちゃんへ
わーYukkoちゃん、もうフランス語のコースはじまってるんだね!^^
数、わたしも慣れるまで時間かかったなぁ。四進法なんだよねぇ。
Yukkoちゃんは英語ができるので、単語は覚えやすい(想像しやすい)だろうな。アメリカ人はみなフランス語上達がはやいよー^^
Posted by ナオカ(Yukkoちゃんへ) at 2006年04月09日 06:03
▽yokoへ
へえ、フランス語習いはじめる人増えてるんだ〜〜。なにかあるのかなぁ。
フランス人デザイナーのところ、行ってるんだね^^今日はどうだったかな?
相手がまぁまぁ親しい人の場合、あいさつに相手の名前つけるとより丁寧さが加わるよ。ボンジュール、○○、メルシー、○○って感じで。
Posted by ナオカ(yokoへ) at 2006年04月09日 06:06
「郷に入っては郷に従え!」ですね〜。
私、学生時代に京都に住んでいたのですが、同年代っぽい韓国人旅行者女性2名に英語で「清水寺までの道を教えて」と言われたのですが、言葉がうまく思い浮かばずしどろもどろになってると、そのうちのひとりに「チッ」って舌打ちされたことあります〜(泣)。もう、えらいショックを受けましたよ〜。
私、自分の体験もからめて思ったんですけど、現地の人にはたとえ単語だけだとしても、たとえ発音が悪かったとしても現地の言葉で話しかけたほうがいいかなぁと思いました。たったひとりの韓国人の方のせいで私の場合、韓国人苦手意識が出来てしまって残念です(たぶんこの人がいけてなかっただけだと思うのですが…)。現地の方が日本人に対して、もっと巨視的に言えばアジア人に対して、そして英語で話しかけられることに対して、どんなバックボーンを持ってるかわかりません。だから一概に「○○だからあんな態度を取るんだ」なんて言えないような気がしました。私なんてたぶん次に韓国の方に道でお会いして、片言でも「こんにちは」から話しかけられて英語で道を尋ねられたら、めっちゃ親切に教えるような気がします(笑)。こういうのを愛国心って言うんですかね〜???

旅行に向けて、教育番組の「ロシア語会話」を見ています。やっと「こんにちは」と「私は」と「さよなら」と「ありがとう」を覚えました〜。ロシアもホテルと空港しか英語が通じないらしく、街でアイスクリームとか買って食べたいし(ロシアのアイスは美味しいんですって!)、頑張って単語を覚えなきゃです。
Posted by みゅう at 2006年04月10日 10:58
▽みゅうさんへ
こんにちは。チッなんて言われたらショック受けてしまいますね-"-
みゅうさんの言うとおり、英語を使うことに対してどんなバックボーンがあるかは一概にはわからないですよね。
日本は英語が第二外国語で勉強してますが、ヨーロッパ大陸の場合は必ずしも英語に重きを置いてないということに前にびっくりしたんですよね。オランダでもフランスでも、英語を話さなくても、スペイン語を話したり、イタリア人でも英語は話さないけどフランス語は話す、なんて人もたくさんいるんですね。
日本では、英語で話しかけられて答えられなかったら自分が悪い、と思ってしまいがちな気がしますが、本来決してそんなことはないんだよなーと思います。

ロシア語、勉強するなんてみゅうさんすごい!!わたしは旅行に行く前に下準備するってまずないんですよね^^;いつも帰ってきてから興味がでて後の祭りです^^;
アイスクリーム、どんな感じだったかあとで教えてくださいね!^^
Posted by ナオカ(みゅうさんへ) at 2006年04月10日 23:47
ドンキホーテパウ北池袋店の店員も無愛想ですよ。
彼らは荷物を台車で運ぶ時、そこをどけという意味で「いらっしゃいませ!!」
といいます。
Posted by ムッシュ at 2008年12月15日 04:45
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