実際には書ききれないほどの小さいエピソードがありました。
いろんなことが起こる、そういうのが、ひとり旅の極意だと思います。
外国にひとりで旅するときは、“さみしい”とか“怖い”とか“不安”という気持ちもあると思います。わたしもありました。
でも、はじめてみてから思ったのが、
誰か友だちといっしょに行くよりも、「出会いがある」ということです。
誰かといっしょだとさみしい気持ちも紛れるし、話す相手もいるし、
常にいっしょに行動してしまうと思います。
でも、ひとりで行くと、はっきり言って、誰かと話すしかないという選択肢しかありません。
そして、もし英語に自信がなくても、「自分でなんとか伝えようとする」、これで、一歩も二歩も強くなってしまいます。
英語圏以外の国に旅行に行ったら、ほかの外国人がそれほど英語がうまくないのもわかります。みんな、めちゃくちゃな英語でしゃべってます。
「旅と新たな出会いII〜ヨーロッパ」で出会ったイスラエル人のマイケル・・・彼は、とりあえず英語はしゃべってましたが、おそらくレベルは中学生並みでした。
それから、「旅と新たな出会い〜ヨーロッパ」で出会ったオランダ人のダニーも、英語は話してましたが、メールでの英語は超オランダ語なまりで、単語はまちがえまくってました。
それなのにちゃんとコミュニケーションはとれていたのです。
オランダは、ヨーロッパひとり旅のはじめとしてはとってもお勧め♪
なぜか?まずオランダ人はとってもフレンドリー。理由として、オランダは、帆船時代の海洋国(=貿易国)だった名残で、国は小さいけれど人々は外国にとても興味を持っています。外国人が好きなのです。
特に、彼らにとってとお〜〜〜い国であるアジア人がふらふらと歩いていたら、まず放っておかれません。
カフェからホテルからで、さまざまな人がにこにこして声をかけてきます。
わたしは去年5ヶ月間、夫の仕事の都合でオランダに滞在していたのですが、
すごい待遇でした。なんでもタダ、食事はごちそうしてくれるetcetc...
こんなにあっけらかんとしてフレンドリーなオランダなのに、KLMオランダ航空の乗り継ぎで、ちらっと寄られる程度のアムステルダム・・・ほんとにもったいなく感じています。
しかし、その乗り継ぎ地になっていることも背中を押してか、ツーリストはものすごく多い。アムステルダムは、ヨーロッパ人の手軽に行けるバカンス先としても人気です。
また、首都のアムステルダム自体も大きくないため、アムステルダム中央駅から徒歩20分以内で、街のメインどこでも行けてしまう。
それにオランダ人は美男美女が多い気もします。男なら、背が高く切れ長の青い目が多く、女ならブロンドのモデルさんみたいな子も多い。
これらはもうわたしの主観になりますが、これがイギリスになると話は全然変わります。
オランダと比べてしまいますが、まず、イギリス人はシャイなのか、他人とあまり目を合わせようとしません。
ロンドンで地下鉄に乗ると、向かい合わせの席一列のほとんどの人が新聞や雑誌を一心不乱に読んでいる国はここを置いてほかにないでしょう。
すれ違いざまに、もし目でも合いそうになるものなら、すぐに目をそらします。それこそ、「僕、見てません。興味ありません」てな感じです。興味があったとしてもひたすら隠すのです。
わたしはロンドンを旅したときに、自分の存在がそこにあるとあまり感じられずになんだかさみしくなることがありました。
今回は、オランダとイギリスについて話してみました^^

