2008年02月07日

フランス・ハイパー・マルシェ

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買ってきたホールのパイに興味津々らしいリラさん
リラさん テーブルのうえに足あとつけないでね



さて、パリ郊外に引っ越してきて、お世話になっているハイパー・マルシェ。
うちは、郊外といっても駅に近い街中にあるので、ふだんは街中にある小さいスーパー・マーケットに行くのですが、たまに足をのばして、Carrefourカルフールまで行きます。
ハイパー・マルシェとは、スーパーマーケットの巨大版で、敷地が大きく、パリ市内にはほとんどありません。
フランスでは6大ハイパー・マルシェのひとつであるカルフール、
実は、日本にいたときからたまに足を運んでたんですよね。

昔の写真をあさってみたけど画像がなくて申し訳ないのですが、
わたしとセバは、舞浜(ディズニーランドのあるところですね)に住んでいて、たまに車で30〜40分の幕張のカルフールまで買い出しに行ってたんです。
ふつうは近いので舞浜駅ビルのなかにある成城石井で買っていたのですが、
驚いたのが、いちばんはじめにセバとカルフールに行ったときに、
なんとワインを、7本ぐらい買っていたんですよね。
フランスのお店なので、フランス製品や他国の輸入品も豊富。
フランスのワインもイタリアのも、赤も白もロゼも、なにしろ種類が豊富だし、なんといってもその当時はフランスと同じ値段でワインが買えたのです。
セバはワインに囲まれてかなりご満悦のようでした。
近年、中国にも出店して、人々がワインをわんさか買っていることで話題になっていたと思います。

フレッシュ・チーズのコーナーでは、フランスにあるカルフールと同じように、きれいにカットされた様々なチーズが並び、パンも豊富。
丸ごと一羽のロースト・チキン低価格で、行くと必ず買っていたものです。

そうそう、幕張にあるCOSTCOもいいかもしれません。これは会員制のアメリカのスーパーですが、なにしろ大量に買えて安いです。やはりアメリカ産のものが多いですが、チョコレートやメジャーなチーズなどはヨーロッパからも輸入していて、かなり安かったです。
しかしここは駅からはずいぶん距離があり、車じゃないとちょっときつい(というか無理)ですね。
会員制とはいっても、やめるときに会費を返してくれたりしました。
カルフールはちょっとお洒落な感じですが、COSTCOのほうは家族連れも多いし、軽食のレストランも内包していたりして、週末いっぱい買うぞ!と意気込んで行く場合には、一大エンターテイメントにもなりそうな感じです。

カルフールは幕張以外では、東京近辺では南町田と埼玉県狭山市、
関西では光明池、箕面、東大阪、尼崎にあります。
詳しくはカルフール日本ウェブサイトで。

COSTCOは、幕張のほかに多摩境、川崎、尼崎、久山、金沢、札幌に出店しています。→COSTOCO JAPANウェブサイト

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posted by ナオカ at 08:36| パリ | Comment(4) | TrackBack(0) | パリの住みかた・歩きかた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月26日

サン・ジェルマン・アン・レイ Saint-Germain-en-Laye

7月にパリから引っ越してきた、サン・ジェルマン・アン・レイの街。
いつもは街の中心にばかりにいるのですが、今日はすこし街を散策してみました。

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RERの駅をでると、目の前にあらわれる教会、Eglise Saint Germain。


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教会と向かい合わせにそびえ立つお城、Château de Saint-Germain-en-Laye。
これは、ルイ6世がはじめにつくったとされる旧宮殿と呼ばれる元王宮で、ルイ14世が産声をあげたところだそうです。

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・・ちょっと歴史を。
16世紀の王たちアンリ2世やアンリ4世は近くに新宮殿を築きます。
その庭園はこの高台からセーヌ河まで広がり見事なものだったそうですが、18世紀に宮殿と共に破壊されてしまいます。

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こちらは中庭です


この元王宮は、いまは国立考古学博物館となっています。
2007年9月終わりまでは『先史時代の科学、寓話、謎』と題され展示をしています。


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左の金のアクセサリーは、なんと紀元前6世紀のもの。


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・・・展示されているものよりも、どうも建物の建築のほうに目がいってしまうこともよくあるわたし。写真右にみえるのは、これ、天井まで届いている暖炉なんですよ。

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この街は、パリの西20km、セーヌ河を見下ろす森に囲まれた高台の街です。
12世紀の初頭、木々に囲まれたLaye レイと呼ばれた高台に、要塞が築かれ、13世紀にはさきほどのチャペルが加えられ、16世紀にはフランソワ1世がイタリアルネッサンス様式の王宮として改造拡大してゆきました。

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高台にあること、パリから20km離れていること、森に囲まれていること、緑がたくさんあり、空気がよく、はじめて水を飲んだときにはパリとはぜんぜん違う!と驚きました。

・・今日は主だったところをご紹介しましたが、街のセンターはまた雰囲気がちがって小さい店やブティックが軒を連ね、かわいらしい建物がつづきます。機会があったらこんどはそちらを紹介したいと思います。

Saint-Germain-en-Laye オフィシャルサイトはこちら。
posted by ナオカ at 23:16| パリ ☀| Comment(6) | パリの住みかた・歩きかた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

イタリア人マダム、フランスの家

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気に入った物件がひとつ見つかったものの、まだまだ住む家を探しているナオカ一家です。

昨日は、パリ郊外の美しい街に、ちょっと変わった賃貸の物件を見にいってきました!

・・・これは『個人貸し』で、家主から借家人への直接賃貸のかたち。
電話で問い合わせてしゃべった時点で、ざっくばらんとした感じ、フランス語のアクセントなどから、
あやしい・・・フランス人じゃなさそう・・・
と疑っていると、イタリア人一家のおうちでした。

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これは、大きな家の半地下を改造して、人に貸せるようにしたものなんです。
最近、家を見てまわっていると、“庭つき”とうたわれた形態で、家の1階や地下を改造して、こうして人に貸している物件を見かけます。



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サロン(居間)には大きな窓があり、庭に面しています。
家具つきのアパートなのですが、アンティーク風の
どっしりした家具が目立ちます。マダムのセンスはなかなか。




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サロンの一角に取りつけられたキッチン。
小さい暖炉もしっかりあって、雰囲気をだしています。



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浴室。この天井の模様がめずらしくて魅入ってしまいました



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ベッドルームの大きな扉を開けると、


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右手にはこんな門が見え、左には広大な庭が広がっています。



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イタリア人とはノリが合うのか、いつもすぐに打ち解けてしまうわたしで
今回も、マダムとはずいぶんといろいろ話しをして、なんと境遇も似ている!
彼女も、旦那さまの仕事でイギリスに行ったりいろいろな国に行っていたらしいのです。
『ここにもし越してきたら、シェイプアップのためいっしょに歩きましょう!電話するわ』
なんて言ってくれたマダム。
ほんとにかわいらしく、センスのいいお部屋だったのですが、
わたしたちにはちょっと小さいし、静かすぎるかな〜

でも、パリの近くで、こんな素敵な一軒の家を見られたこと、
久々に豪快なイタリア人気質にふれて楽しかったです!

もしこの物件に興味ある方がいましたら、わたしまでご連絡くださいね!
マダムは引き続き、借りてくれる方を探していま〜す。


posted by ナオカ at 20:28| パリ ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | パリの住みかた・歩きかた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月05日

パリの地価は世界一高い!?

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お休み真っ只中のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。

フランスも、5月は祝日が多いとはいえ、日本のような大型連休はありません。
そうそう、フランスって、GWとかお盆休みみたいな、みんなでせーの!って感じの休みはないのですが、有給というものはとっても多いんですよね。
フランス人はけっこう誇りに思っているっぽい(?)ですが、
法律で義務づけられた有給が年に5週間
それプラス、あと2週間の休みはオプショナルで選択できるようです。
セバのこんどの会社は、2週間を休むか、もし休まなかったらその分を給料としてくれるらしい。

あとね・・・フランスって残業ってない気がするんですがどうでしょう??
もちろん会社にはよると思うのですが・・・基本的にほとんどなくないですか??
セバが会社からいくつもビジネスやプロジェクトを掛け持ちできるのも、毎日定時の6時とか7時で帰ってくる、ということもありますね〜

今は大統領選挙で、以前施行された週35時間労働がどうとかやってますが、
こういうところをみるとやはり、国が豊かだな、というか、歴史と長い発展に裏づけられた人権がきちんと尊重されてるって感じがしてしまいますがどうでしょう。

さて前回、『宝クジ並みのパリアパルトマン賃貸状況』を書きましたが、引き続き、アパルトマンを見て探しているのを続けているわたしです。
そうそう、アパルトマンって、フランス語なんですけど、
これって日本語訳しにくいんですよね。というのも、日本の言い方でいう、アパートというのとも違うし、マンション、とも違うんです。言うならば、住居用の建物、というか・・・まぁ、建物、なんですよね。

今はパリ中心の5区に住んでいるわたしなのですが、
いろいろ見てまわっているうちに、どちらかというと“うちは静かで住みやすい場所にあるだな”ということがわかってきてしまいました。
というのも、パリにはいろいろな顔があり、清掃がゆき届いていずクリーンでない場所、治安がいい場所とはいえない地区も存在します。

思えば、東京都内でひとり暮らしをしていたときは、1Kほどの広さのところに住んでましたが、それってパリもいっしょで、
60%がひと部屋のSTUDIOと呼ばれるタイプのものばかり。つまり、だいたい独身用ですよね。

それに、パリは、オフィス街の高層ビルが並んでいるとことがないですよね。Gare de Lyonの近くだけ、またはパリからちょっと出たLa Defenceかな。
そして、オフィスに通うセバは、パリ中心からパリ市外までいかなければならないという逆をたどっているんです。
東京ほどいかなくても、やはり通勤時にはそのオフィス街に行く電車は混みます。

独身のときはいいけど、ファミリー(一応、夫婦+猫)の場合だと、
どこに行くのも近いのもいいけど、やっぱり緑があるとか、家が広いとか、住環境も大事よね・・・。

パリもいくつか見ましたが、今ひとつなのよね・・・。
最低ふた部屋に大きいリビングは欲しいしな〜。
パリは今バブルということもあって、これっぽっちかい!という住面積でもめっぽう高い状況。

しかも、セバの通勤のことも考えて、パリ市外にしようかなーと考えを変えてきたところです〜

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ちょっと郊外にでると、こんな庭があるところがあったりしたり。(パリには一軒家はほとんど存在しません)

いろんなところを見てまわると、現代的な建物ではないところだと、それぞれみな個性があって違うんですよね。きっちゃないところもあればラクシュアリーなところもあったり、
フランスの、違う一面が見れるようで楽しかったりもしてるわたしです^^

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住む場所にはなかなか妥協はできませんので、まだまだわたしたちに合う家探し、素敵な家を求めて動きますぞ!
posted by ナオカ at 00:33| パリ 🌁| Comment(10) | TrackBack(0) | パリの住みかた・歩きかた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

宝クジ並みのパリアパルトマン賃貸状況

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今日はフランス大統領選の日〜。
今週末、国内旅行に行けば安い!・・・選挙に行くため、フランス人はまったく旅行に行かず、フランス各地のホテルはガラガラ、外国からの観光客しかいないそうです〜

セバも朝から いつテレビで放送をやるかずっと待ってました〜

ま、また2週間後にもう一度選挙があるしでそれはいいとして・・・

上の写真は、セバのビジネスパートナーのおうちに行ったときに撮ってきました〜
前にセバがつくった会社のときにも手伝ってもらったという人なですが、パートナーとは言っても56歳!!
わたしとセバの歳の子供がいるんです。
フランス人の家ってほんっと、こんなふうにきれいにデコレートしてますね〜


そうそう、うち、そろそろ引っ越しをするんですよね。
2年半前 パリにきて、その間 オランダにしばらく住んだりベルギーに滞在したりしていたわたしたちですが、
今回は 今のアパルトマンを出て新しいところへ・・・


パリって個人貸しが一般なんですね〜
A PERTICULIER DE PARTICULIER(個人から個人へ)という雑誌で見つけるのがふつう。
これは何かというと、アパートを貸したい人がアナウンスを載せて、アパートを借りたい人が条件を見て電話するってもので、毎週木曜の朝に発刊されます。

これを買って、セバが帰ってきて夕食を食べてから、
ここならいいんじゃない?会社にも便利だし、なーんて言いながら電話してみると・・・

セバ「はい、年収は○○○○ユーロです
・・・
セバ「職業は○○会社で○○をしています」
・・・
セバ「現在はパリ5区の○○に住んでます」




・ 
なにやらマダムは個人情報を聞きまくっている!!
はい、じゃどうも〜と電話を切ったセバにすかさず聞くと、

「うん。今日80件電話があったそうだよ

・ ○ ・  へ?


これから選抜して連絡するらしい。
「年収や職業的には僕は問題ないと言っていたけど、すごく高収入の人がたくさん電話したみたいだから、無理だろうな」


このように、パリは個人から個人へ貸すのが一般的なため、
家主は『ちゃんと家賃を払いつづける能力があるかどうか』を証明する書類をたいたく要求してきます。
すっごいプライバシー侵害!と思うのが、給料証明(過去2年間)と会社の契約書、両親の保障ってのはまだわかるけど、
銀行の残高証明をだせ
っていうのはなんだと思いません?

それもこれも、
法律が住んでいる人に甘いっていうのもあるんですよね〜
冬のあいだ、10〜4月は家賃を払わなくても立ち退きを要求できない、とか。(だって追い出して住むとこなかったら凍死するかもでしょ?)
わたしも詳しくは知らないけど、いろいろあるみたい〜
これだから、家主としては、しっかり安心できる人じゃないと貸したくないですよねぇ。


そういうところが、
パリでいいアパルトマンを見つけるのは宝くじに当たるぐらい難しい
と言われている理由なんです〜

そんな感じでやっと内見にこぎつけられたのがパリ郊外のアパルトマンでした。

大家さんのムッシュー曰く。
「パリにステュディオ*を持ってて貸してるんだがね、
雑誌に載せた日に120件 電話があったよ

みんなどうやって見つけてるの?!?!
フランスのほかの地域って どうなの!?!?


・・・これ以外にもた〜っくさん問題あるパリのアパルトマン探し。
先行きはいかに?! 乞うご期待〜♪


*ステュディオはパリでワンルームのアパルトマンの部屋をさします
posted by ナオカ at 06:21| パリ | Comment(4) | パリの住みかた・歩きかた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月13日

パリの歩きかた〜ブーランジェリのすすめ

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フランスはなんといってもパンがうまい!!そして、どのパン屋をみても驚くほど質が高い!!

フランス語でパン屋はBoulangerie(ブーランジェリ)といいます。
このブーランジェリ、パリにはたーっくさんあり、パリジャンにとっては、家から徒歩5分内に2、3軒あるのはふつう。
ここでは、バゲットからクロワッサン、ハムやチーズなどをはさんだサンドイッチが売られ、またPatisserie(パティスリ)というケーキ屋といっしょになっているところも多く、さまざまなデザート、ケーキも売っています。値段も手ごろで、パンがだいたい1〜2ユーロ、ケーキは2〜3ユーロ。

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パリに旅行にきてホテルに泊まった場合、朝食はまちまち。工場製の日持ちするクロワッサンなんかが出てきたりもするので、それだったら朝はやくからいい匂いをただよわせているパン屋まで行って、まだあたたかいクロワッサンやパン・オ・ショコラ、バゲットを買って食べたいですね。(『週末の贅沢な朝ごはん』の記事を参照してくださいね)

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わたしのおすすめは"パン・オ・アブリコ"、アプリコットのパンです。
中につまっているカスタードクリームと外側のパリパリしたクロワッサン生地のハーモニーがすばらしい!マカロンは大きいのから小さいの、パティスリで売ってます。

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ケーキを買うならこれもおいしい。『オペラ』というダークなチョコレートケーキは濃厚なチョコの味が甘すぎず、よくリピートするケーキのひとつです。

ランチには、観光地のレストランに入るよりも、軽くバゲットのサンドイッチを食べながら歩くパリジャンのまねをしてみてもいいですね^^

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posted by ナオカ at 01:50| パリ | Comment(8) | TrackBack(1) | パリの住みかた・歩きかた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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