2006年04月26日

年を重ねて

わたしの住むアパルトマン、2つ下の4階には年老いた夫婦が住んでいます。
お年は80歳を超えているよう。腰を悪くして思うように歩けなくなった妻のため、おじいさんは毎日スーパーへ買いものに出かけます。
おじいさんも、杖をついてゆっくり歩くのがやっと・・・うちのアパルトマンは古い建物でエレベーターがないので、エントランスで買いもの帰りのおじいさんと顔をあわせるたび、おじいさんの持つ荷物を家まで運ぶようにしています。

ある日、荷物を手に先に階段をあがるわたしに、後ろからおじいさんが言いました。
「若いのはすばらしいことだね」
わたしはすぐに言いました。「体力的にはそうかもしれないけど、内面は年をとったほうがもっといいですね」
おじいさんはびっくりした目をして、でもうれしそうに微笑みました。

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今日でわたしは33歳になりました。
30代もまだ駆けだしだった30、31歳、そして32歳の1年間をこえ、やっと30代も板についてきたかな?
どう変わったかなーと考えてみると、まず焦り、というものがなくなったかな。人は人で自分は自分のペース、で焦らず物事を見られるようになってきたこと、それから自分のやってきたこと、今の自分を、「これでいいんじゃない?」と、そのままの自分を認められるようになってきたこと。
そしていい意味で、「自分はなにがしたい」ということよりも「自分になにができるか」と考えるようになってきたことかな。

また、いつのまにか、年をとることが楽しみにもなってきた気もします。
それには、パリに住んだことも大きいかも。ここでは、中高年の女性−マダムは一番尊重される存在かもしれません。
うちのあるカルチェ・ラタンにはシックなマダムが多いです。前を歩いている女性をみて、"素敵な人だな"と思い、通り越して振り向くとだいたいが40〜50代の女性。
パリで過ごしたはじめての冬には、見るからに仕立てのいいグレーのシックなコートにタイツとブーツを合わせたコーディネートの見事な、帽子をかぶったとても素敵な女性が前を歩いていたんですよね。わぁ、おしゃれな人だなぁ、どんな人だろう?、と、その女性が振り返ってびっくり。60か70歳ほどの白髪のマダムだったのです。
そんな、素敵に年を重ねている女性を毎日目の当たりにしているのも、年をとるのって素敵だな、と思えるひとつかもしれません。

若く見られるアジア人、わたしはまだまだ「マドモアゼル!」(若い女性、未婚の女性への呼びかけ)と呼ばれることも多いですが、
以前から思っている、見ただけ・聞いただけではなく、自分の足で、目で見て実際に体験し感じていきたい、ということはそのままに、
いろいろなこと・気持ちをこれからも経験して、内面的により深い、素敵な人になっていけたらいいな、と思います。

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買ってきた大きなバラの花束を活けてくれるセバ。花びらの大きさが7cmもあってトゲのないバラははじめて。セバ、ありがとう。

posted by ナオカ at 05:43| パリ ☁| Comment(29) | TrackBack(0) | お知らせ、ご挨拶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

恋愛で相手を通してなにを見ているか?【こころの裏の心理】

これは、前回の「情熱と愛はちがう?【結婚すると決めるまで】」の続きになります。

また、前回のコメントで、こちらを読んでくださった、現在イギリス人の男性と素敵な恋愛がはじまりそうな(はじまった?)りゃむさんからのコメント:
『そうなんですよね…私も好きになると、無条件で相手を『すごい人間』って思っちゃいます。私の場合は、この心理の裏には『そんなすごい人と付き合ってる私って、すごい』というなんとも稚拙なものが隠れているのだと思います…(・Θ・;) 相手のことが愛しいからすごいと思う、のではなく、自分のことが愛しいから相手をすごいと思っちゃってたのかな…

ナオカさんは、やがてお相手の人間ぽさが見えてきてしまったら、「こんな人だと思わなかったのに…」と、マイナスを認めてお別れなさっていたようですが、私の場合はそれさえも認めようとしませんでした。目をそむけてました。それは、その人にフラれるか、もしくは私に次の候補の男性が見つかるかするまで続きました。…』


このりゃむさんの言葉をもとに、今日は“どうしてこうなっていくのか”、“どうして目をそむけたくなってしまうのか”、もっと突っ込んで考えてみたいと思います。
(ちょっとうちの夫とのこととはそれますが)


「なぜはじめに相手をすごく好きになるのか?」「なぜはじめは相手のいいところばかり見えるのか?」これは、実は裏があって、
それぞれ、「自分のいいところを好きな相手に投影させて見ている」んです。
たとえば、“やさしい”“正義感がある”“友だちが多くて社交的”・・・そんなことを、はじめに彼に感じていたとします。
そして、日が経つとそれが今度はアラに見えてきて、やさしい→優柔不断、正義感がある→我が強い、友だちが多い→自分との時間をとってくれない なんて、いいところがまるで欠点のように見えてくるんです。

でも実は、相手が変わったのではないんですね。自分が変わったんです。
なにが変わったかと言うと・・・

集団写真。修学旅行だったり社内旅行で撮る記念写真ありますよね。
それをもらったときに、一番はじめに見たり探すのはなんですか?
これ、誰もがそうだと思いますが、みんな「自分」なんですよね。

恋愛初期、好きになったころというのは、相手を通して、自分のいいところばかり見ているんです。自分の鏡で、いいところしか映っていないからすごく気分もいい。
時間が経つと、相手の嫌なところが見えてくる。それは、ほんとは相手ではなくて、自分が自分の嫌なところを、相手を鏡にして、見ているんです。

わかりにくいかな?
彼氏だけではなく、お友だちでもそうだと思いますが、自分と全く同じ性格の人って、仲よくならないですよね。
それはどうしてか?というと、この鏡の原理で、
自分と似た人の場合、いいところはいいのですが、その人の嫌なところが自分のコンプレックスをそのまま映しだすので、なぜか嫌な気分になったり、イライラしてきたりするんです。
自分の嫌なところが鏡になって見えてしまうので、気分が悪いんですね。

だから、時間が経って、相手に対し、「こういうところが嫌」、「こういうふうに変わってほしい」と思ったとしたら、それは実は、「自分自身に不満」、もっと言えば、「自分が変わりたい」のかもしれない、とも思います。

でも、これを認識していないと、相手をただ責めてしまったり、なにも言わないで不満だけがたまり(相手が一方的に悪いと思ってしまうので)、爆発したり嫌いになって別れてしまったりするのかな。
そしてわたしのように繰りかえしてしまうのかも・・・。

いや〜、このように、「ほんとうに見ているのは自分なんだ」と思ったとしても、
わたしの場合、またそれをすぐに忘れて、イライラを人のせいにして当たっちゃったりしちゃうんですよね・・・その繰りかえしです〜。-"-
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posted by ナオカ at 02:42| パリ ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | お知らせ、ご挨拶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月01日

Bonne annee!

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Bonne et
Heureuse année!



昨年は当ブログに来てくださってありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。


ナオカ@パリより

posted by ナオカ at 00:12| パリ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | お知らせ、ご挨拶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月30日

正しい嫁さん募集のやり方

みなさん、こちらをご覧ください。

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Billboard Bachelorホームページ


これは、この男性のホームページです。
え?なにをしているかって?

"WIFE WANTED"、そう、
「嫁さん募集!」です。

アメリカはカリフォルニア州に住む投資銀行にお勤めの44歳独身男性、ディーンさんのウェブサイト。

「About Me」にはフォトギャラリーからディーンさんの細かいデータ、
もし彼を気に入ったら、「About You」で簡単な応募フォームが設けてあります。
ちなみに*項目は入力必須とのこと、もちろんあなたの身長・体重から学歴までいろいろと、
これはたったの22項目


あっ、応募の際には、ご自分の写真を最低一枚添付は必須です♪

Single Successful Readyで待ってます♪♪

う〜〜ん、ジョークじゃなく、こういうことまじめにやっちゃうって、なんてアメリカンってすてき・・・・♪


と、思わず応募したくなっちゃった〜〜って、そんな方いらっしゃいますか?いや〜ふざけすぎちゃいました。

posted by ナオカ at 15:43| パリ | Comment(2) | TrackBack(0) | お知らせ、ご挨拶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月14日

はじめまして

はじめまして、ナオカです。
exciteブログに2ヶ月ほど書いてましたが、こちらに移行しようか迷ってます。
なんで、seesaaブログはまだ試験的なのですが・・・
これから、パリ生活の小話をテキスト中心で書いていこうと思いますので、
よろしくお願いしまーす!


追記:2005/10/21
exciteブログは、閉鎖しました。
訪れてくださったみなさん、ありがとうございました!
posted by ナオカ at 21:31| パリ | Comment(2) | TrackBack(0) | お知らせ、ご挨拶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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